テンセント、高いゲーム需要を受け日本で3つ目のデータセンター開設予定

中国の大手テクノロジー企業テンセント( 騰訊控股 :Tencent)ホールディングスは、日本国内のオンラインゲームやライブストリーミングシステムから同社のクラウドサービスに対する需要が強く旺盛であるとして、日本で3番目のデータセンターを開設する計画を明らかにしました。テンセントの拡張決定は、日経アジアが最初に報じたものです。

テンセントの国際クラウド事業担当上級副社長ポシュ・ イェン 氏によると、同社は日本で非常に好調に推移しているといいます。2019年に日本のクラウド市場に初めて参入して以来、日本事業の年間成長率は3桁に達しています。

イェン 氏は、テンセントがデータセンターの第3候補を検討していることを明らかにし、「当社は経験を持っているため、それほど時間がかからないだろう 」と指摘しました。

日本のゲーム産業で重要な地位を占める

テンセントは2019年に初めて日本のクラウドコンピューティング市場に参入した際、ワンストップのクラウドコンピューティングサービスをゲーム会社に狙いを定めていました。東京でサロンを開催し、地元のゲーム会社に同社の能力をアピールしただけでなく、ピタヤやIT企業のEビジネスなどのゲーム会社と予備的な協力協定を結んでいます。

Quadintelが発表したレポートによると、約7000万人のゲーマーがいる日本は、2018年から2023年まで強い複合年間成長率が予測される主要なデジタルゲーム産業を有しています。また同レポートは日本のゲーム市場はボリュームがあると同時に、すべてのゲームプラットフォームに対して多様な嗜好を持つユーザーを抱えていることも明らかにしています。PC、モバイル、ゲーム機など、あらゆるゲームプラットフォームに多様な嗜好を持つユーザーが存在します。

そのため、テンセントは日本市場への進出を重要視しています。2016年以降、同社は事業の国際化に向けた成長戦略に着手し、海外市場に進出しています。2022年現在、10以上の国や地域でグローバルなプレゼンスを実現しています。 イェン 氏は、同社現在「中国国外で30のデータセンターを運営しており、ブラジルとインドネシアでも新たなデータセンターを追加した」と述べています。

特にQuadintelによると、日本でのゲーム収益の90%は日本のゲーム会社によるもので、ゲーマーはローカライズされたコンテンツを好む傾向があるためだそうです。

「テンセントは、ゲーム分野での経験を活かし、日本や韓国のゲーム会社がブラジルや東南アジアに顧客基盤を拡大するのをサポートします」 イェン 氏は日本で3つ目のデータセンターで旺盛な需要を生かすことができると楽観的な見方を示しました。



W.Media ( Lois )より抄訳・転載



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