Amazonがオハイオ州コロンバス郊外にデータセンターキャンパスを建設中

メアリーズビルにキャンパス建設申請

Amazonが、オハイオ州にもデータセンターを開発することを検討しています。

Marysville Journal-Tribune紙が最初に報じたところによると、メアリーズビル市議会は今週、Amazon Data Servicesとの地域再投資地域協定について話し合うために会合しました。

メアリーズビルはユニオン郡にあり、コロンバスの北西約30マイルに位置しています。

同社は「1つ以上のデータセンター」を開発、建設、運営する意向で、資料によると、メアリーズビルイノベーションパーク内に最大2棟のビルを建設するとのことです。

同紙によると、各施設の総面積は、50万平方フィートになる可能性があるとのことです。55エーカー以上の敷地は、国道33号線沿いのイノベーションパーク開発東部、Contract Building ComponentsとNissin Transportの、14684 Industrial Parkwayの近くにあります。

Amazonは、Project Cosmosとして知られるこのプロジェクトに10億ドルを投資し、最初のビルは2027年に操業を開始する予定です。

この契約により、同社の開発は、最長30年間固定資産税が免除されます。

AWSのバイスプレジデントであるRoger Wehnerは、次のように述べました。「10年近くにわたり、同社は、オハイオ州のデジタルインフラに100億ドル以上を投資してきました。州に対する長期的なコミットメントの一環として、メアリーズビル市にデータセンターを建設するために10億ドルを投資し、コミュニティで高賃金の新規雇用を創出する計画です。同市の住民と、オハイオ州の労働力に当社の投資の効果を拡大するために、州および地元の指導者と協力することを楽しみにしています。」

Project Cosmosの区画整理申請は、昨年10月に市に提出されました。

2023年、AWSはオハイオ州内のデータセンターに2029/2030年末までに、推定78億ドルを投資する計画であると発表しました。そのうち35億ドル程度がニューオールバニーに投資される見込みで、5棟のデータセンターキャンパスを建設する計画を発表しています。

同社は、オハイオ州の他の地域でも開発を計画しています。昨年11月、同社は、オハイオ州中部のサンベリーに、20億ドルのデータセンターキャンパスを建設する計画を発表し、12月末に、プロジェクト用の土地を購入しました。

同社は、オハイオ州南部のフェイエット郡にもキャンパスを計画しています。この計画のニュースは11月に初めて浮上し、同社は先月、ジェファーソン・タウンシップに590エーカーの土地を取得しました。現地に提出された書類によると、データセンターは2026年に稼動する可能性があるとのことです。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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