atNorthがデンマークのØlgodに250MWのデータセンターを計画

仕様は未発表

北欧のコロケーション企業atNorthは、デンマークのØlgodに、250MWのデータセンターを建設する計画を発表しました。

DEN02と名付けられたこの敷地は、Vardeという市に位置し、広さは176ヘクタールに及びます。その他の仕様は明らかにされていません。

プロジェクトは、2026年末までに完了する予定です。

同社によると、この施設はハイパースケーラーおよび、AIとハイパフォーマンスコンピューティングのワークロードを使用する企業向けにコロケーションサービスを提供すよう、設計されるとのことです。

atNorthのCEO、Eyjolfur manus Kristinssonは次のように述べました。 「当社のDEN02は、まさに未来のデータセンターの青写真です。最先端の熱再利用技術を含むエネルギー効率の高い設計は、デンマークの有利な立地と持続可能性への我々の献身と相まって、我々の業界におけるイノベーションを体現しています。」

同事業者はすでに、廃棄物の流れを循環させ、バイオベースの事業を開発するWa3rmと提携契約を結んでいます。この提携により、新キャンパスの余熱を野菜生産用の大規模温室で再利用することが可能になります。

atNorthは、デンマーク国内において、既にDEN01を建設中です。Ballerup近郊に位置するこの施設は、予想発電容量が30MWで、2025年第2四半期に稼働する予定です。

atNorthは、アイスランドのReykjavikに本社を置き、現在、スウェーデン、アイスランド、フィンランドで7つのデータセンターを運営するほか、フィンランドにも建設中のサイトがあります。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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