Meta、ミネソタ州ローズマウントに8億ドルのデータセンター開設へ

Metaは2026年にミネソタ州ローズマウントに8億ドルのデータセンターを開設する計画です。

Facebookの親会社である同社は今週、長らく予定されていたこの施設を正式に発表し、建設には主契約者である Mortenson が携わることを明らかにしました。

71万5,000平方フィート(6万6,425平方メートル)のデータセンターは、ローズマウントのUMoreパークにある280エーカーの敷地に建設されます。 ここは第二次世界大戦中は、火薬の生産地であり、後にミネソタ大学によって所有された土地です。

この発表は、昨年9月にMetaが4000万ドルでこの土地を取得し、ミネソタ公益事業委員会にデータセンター開発計画を申請して以来、期待されてきました。

Tim Walz 知事室によると、新しいデータセンターは、ピーク時には約100人の業務雇用と少なくとも1,000人の技能労働者の雇用を支える見込みで、「ミネソタ州は、Metaをローズマウントに迎えることを非常に嬉しく思っており、多くの雇用をもたらし、地元経済を元気づけるという意味で州にとっての大きな利益だ」と述べました。

さらに、「本日の発表は、ミネソタ州をビジネス、イノベーション、労働力への投資においてトップの州にするという我々の努力の証です」とも付け加えました。

また、Metaのデータセンター・コミュニティおよび経済開発担当ディレクターであるBrad Davisは、「私たちはミネソタ州およびローズマウントを新たな本拠地とすることを大変嬉しく思っており、この地で積極的な役割を果たし、地域の長期的な活力に投資することを約束します」と述べました。

この施設は、MetaのAIに焦点を当てた新しい設計で建設される予定です。
昨年11月にDCDが独占的に紹介しました。

今年初め、Metaは投資家に対し、2024年に新しいデジタルインフラに最大370億ドルを投じると発表しました。


この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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