Digital Edge、韓国・仁川で新データセンターを着工
2棟からなる新キャンパスの第1フェーズは、来年から稼働予定
APACデータセンター企業Digital Edgeは、韓国・仁川で新しいデータセンターの建設に着手しました。
「先週、私たちは仁川にあるSEL2データセンターの公式起工式を祝いました。」と同社は今週、LinkedInで述べています。「韓国最大の商用コロケーションデータセンターを構築するための作業が続く中、現地からの最新情報を共有することを楽しみにしています。」
2022年4月に初めて発表され、SK ecoplantと共同で開発されるSEL2は、2棟で120MWのキャンパスとなり、第1フェーズは2024年にサービスインする予定です。
両社は、このプロジェクトに約1兆ウォン(約8億円)を投資する予定です。SK ecoplantが施設を開発し、Digital Edgeが施設を運営する予定です。
SK ecoplantは、韓国のコングロマリットであるSK Groupの建設子会社で、SK TelecomやSK Hynixなどを傘下に収めています。(旧名:SK E&C)
ニューヨークを拠点とする プライベートエクイティ Stonepeak Infrastructure Partnersは、2020年8月にDigital Edgeを設立しました。CEOのSamuel Leeは、以前はエクイニクスのアジア太平洋事業の社長を務めていました。
2021年4月、 Digital Edge は、世宗テレコムのソウルと釜山のデータセンター資産を買収し、韓国へ進出しました。
Digital Edge は、韓国のほか、インド、日本、フィリピン、中国、インドネシアで稼働中または開発中の施設を有しています。同社は以前、DCDに対し、タイとベトナムへの投資の可能性を探っていると述べました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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