Equinixが南アフリカ・ヨハネスブルグに初のデータセンターを開設
フェーズ1では20,000平方フィートに700ラックを収容可能
Equinixは、南アフリカ初のInternational Business Exchange(IBX)データセンターをヨハネスブルグに開設しました。
この新しい施設は2022年12月に初めて発表され、今週正式にオープンしました。
同市のジャーミストン地区に位置し、JN1として知られるこの施設は、初期段階で2万平方フィート(1900平方メートル)以上のコロケーションスペースを提供し、全ての工事が終了すると、10万平方フィート(9515平方メートル)以上に拡張する計画だとのことです。
液冷に対応するJN1は、初期段階で700台のキャビネットを備え、完全構築時には3,475台のキャビネットを設置する計画です。同社は以前、このサイトは当初4MWをサポートし、3つの開発フェーズで20MWまで拡張可能だと述べています。
Equinixの南アフリカ担当マネージング・ディレクターであるSandile Dubeは、次のように述べました。「ヨハネスブルグにある当社の新しいJN1データセンターは、南アフリカだけでなく、世界中の人々や企業がつながり、革新し、繁栄するための強力なプラットフォームとなります。」
「この新拠点は、南アフリカを地図上にしっかりと位置づけ、世界で最も急成長している国々や企業との大陸における重要な相互接続ハブとするため、南アフリカの人々にとって真にユニークな機会を提供します。南アフリカへの進出をリードできることは私にとって誇りであり、この国が何千人もの住民のためにデジタルとコネクティビティの道を歩む上で、重要なマイルストーンになると信じています。」
同社は以前、このプロジェクトに1億6,000万ドルを投資すると発表しており、場所は同市東部のトニーの308 Brollo Roadにあります。
Equinixは2021年12月にMainOneを買収し、アフリカ大陸に初進出しました。MainOneはMDXiを通じて、ナイジェリア、ガーナ、コートジボワールの4か所で合計6万4,000平方フィート(5,950平方メートル)の施設を運営しています。
ヨハネスブルグ周辺に存在する他のデータセンター事業者には、Digital Parks Africa、OADC、Digital RealtyのTeraco、Vantage、NTT、Africa Data Centersなどがあります。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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