エクイニクスがマレーシアのジョホール州にデータセンターを建設

JH1、2024年第1四半期より1,960平方メートルで500ラックを提供開始

エクイニクスは、マレーシアのジョホール州に新しいInternational Business Exchange IBXデータセンターを建設する予定です。

同社は今週、同国初の施設に4000万ドルを投資し、JH1と呼ぶ予定と発表しました。

2024年第1四半期に運用を開始する予定のJH1は、1,960平方メートル（21,100平方フィート）のコロケーションスペースで500ラックを収容する予定です。

エクイニクスのアジア・パシフィック地域担当プレジデントJeremy Deutschは、次のように述べています。「ジョホール州に拠点を置くことで、エクイニクスのアジア・パシフィックにおけるリーダーとしての地位は、当社のグローバルな顧客から最も要望の多い市場の1つであるマレーシアのような戦略的市場において強化されるでしょう。」

JH1は、ジョホール州イスカンダルのヌサジャヤ・テックパーク（NTP）に位置する2階建ての施設となります。エクイニクスは、2つ目の施設を建設するために、NTPに追加の土地を取得するオプションも持っています。GDSもNTPに施設を建設中です。

ジョホール州のDatuk Onn Hafiz Ghazi州首相は、次のように述べています。「デジタル経済はマレーシア経済の触媒となるものですが、データセンターはデジタルエコシステムとその持続的な成長を支える上で不可欠なものです。エクイニクスがジョホール州にもたらすグローバルな専門知識とともに、この州や国に利益をもたらす豊かなデジタル体験と成果をもたらす今回のエクイニクスの投資を歓迎します。私たちは、マレーシアをこの地域のデジタル経済の最前線に位置するデジタル主導の高所得国家に変貌させるために、共に協力できることを楽しみにしています」

エクイニクスは、シンガポール、韓国、インド、中国、香港、日本、オーストラリアでAPACデータセンターを運営しています。先月にはインドネシアのジャカルタに、同国初の新施設を建設する計画を発表しました。

ヌサジャヤ・テックパークは210ヘクタールの敷地に、836,100平方メートル（900万平方フィート）のビジネススペースを提供する予定です。現在の顧客は、メーカーの第一精工グループ、Telekom Malaysia、英国の防衛企業GKN Aerospace、Stern-Wywiol Gruppeなどです。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。