エクイニクス、ジャカルタにインドネシア初のデータセンターを建設へ

エクイニクスは、インドネシアのジャカルタに同社初のデータセンターを建設する計画を発表しました。

同社は今週、首都ジャカルタの新しいInternational Business Exchange(IBX)施設に7400万ドルを投資すると発表しました。

ジャカルタの中央ビジネス地区に位置する8階建てのこの施設は、2024年後半に開設予定で、完工時には1,600台以上のキャビネットと5,300平方メートル(57,050平方フィート)を超えるコロケーションスペースが提供される予定です。

エクイニクスのアジア・パシフィック地域担当プレジデント、Jeremy Deutsch氏は次のように述べています。「ジャカルタのIBXデータセンターは、エクイニクスの世界中に広がる相互接続データセンター・ネットワークに、戦略的に重要で高成長の市場を追加することになる。インドネシアに拠点を置くことで、エクイニクスは現地企業が海外での成長機会を活用できるようなデジタルインフラを提供し、拡大するインドネシアのデジタル経済への参入を目指すグローバル企業を支援することができるようになる。私たちは、インドネシアのデジタル化の可能性を引き出していくうえで、地元当局やネットワークプロバイダー、より幅広い業界のエコシステム企業らと密接に協力していくことを楽しみにしている」

今回の発表を含め、エクイニクスは現在、ダブリン、モントリオール、ニューヨーク、パリ、ワルシャワでのデータセンター新設を含め、22カ国35都市で50の主要プロジェクトを進めています。また、インドのチェンナイとムンバイでも施設の建設を進めています。

Stonepeakが支援するDigital Edge(デジタルエッジ)とPure DCもジャカルタに施設を建設中で、EdgeConneXは今年買収した施設の拡張を計画しており、NTTは最近ジャカルタに新しいデータセンターを立ち上げました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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