サンノゼのホテル計画、データセンター建設で白紙に

米カリフォルニア州サンノゼのデベロッパーが、2件のホテル建設計画を中止し、代わりにデータセンターを建設することになりました。

Mercury News紙によると、デベロッパーのTerra Venturesは、サンノゼ市アルビソ地区のNorth First StreetとTopGolf Drive沿いに2階建て、172,500平方フィート(16,025平方メートル)のデータセンターを開発することをサンノゼ市議会に申請しました。この計画には、隣接する発電施設も含まれています。

2018年、Terra社は以前、グアダルーペ川沿いの37.7エーカーの敷地を「Shops @ Terra」として知られる開発用地として売り込んでいました。これは、レストラン、ショップ、2つのホテル、そしてトップゴルフの複合施設が入居する予定だったエンターテイメント地区です。

トップゴルフは2021年にオープンしたものの、その他の計画は実現しませんでした。

アルビソのデータセンターが計画されている場所は、以前はSJL7(4階建て200室のホテル)の建設予定地でした。

Terra社は2022年11月の時点で、ホテル・アルビソとして知られるもう1つのホテルの計画許可を求めていました。しかし、このホテルは地元住民から開発に反対する訴訟を起こされていました。

小規模な15,000平方フィートのリテール・センターは、新たに提案されたプロジェクトの一部となる可能性がありますが、その詳細については別の申請で提出される予定です。

この用地は、Vantage社がデータセンターへの再開発を目指している教会用地に近く、Googleのオフィスやデータセンターも複数あり、マイクロソフトがすでにデータセンターの開発を目指している道路沿いでもあります。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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