イラン、国家AIシステムをホストするGPUデータセンターを計画
イランのHossein Afshin科学技術・ナレッジベース経済担当副大臣は、2025年までに同国初のGPUベースのデータセンターを立ち上げる計画を発表しました。
Iran Pressが報じたところでは、この計画には国家AIオペレーティングシステムの開発も含まれており、AIアルゴリズムをローカルにホストするプロトタイプが6ヶ月以内に完成する予定です。
データセンターとオペレーティングシステムの詳細はまだ明らかにされていません。
イランが米国から多くの制裁を受けていることを考えると、データセンターがどのようなGPUを使用するかは明らかになっていません。今年初め、Nvidiaは米国政府から「中東の一部の国」向けのA100とH100製品に対する規制を強化するよう告げられたと発表しましたが、その対象は米国とはるかに密接な関係にある国々でした。
イランは長い間、政府用とビットコインの採掘用にIT機器を密輸入してきています。
同副大臣は、大統領、副大統領、閣僚にリアルタイムでデータを提供するために、AIアシスタントが開発されていると付け加えました。
また、イランはデータの収集と管理を改善する必要があり、現在サハンド国家プロジェクトを通じてチップの現地生産を確立していると述べました。
サハンド国家プロジェクトについては、ネット上ではほとんど情報がありません。
イランのデータセンターはAsiatech、Mahan Server、SamaPardazなど首都テヘランに集中しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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