Macquarie Data Centres がシドニーノース新データセンターを発表

Macquarie Data Centresは、オーストラリア・シドニーのマッコーリーパーク・キャンパスでの新データセンターの建設計画を発表しました。

Macquarie Telecom Groupの一員である同社は、Intellicentre 3 Super Westは、ニューサウスウェールズ州のキャンパス内で最大の32MW施設となり、サイトの総容量は50MWになる、と述べています。

Macquarieは、州の重要開発申請手続きを開始しており、2022年初頭に計画許可を得て、2023年下半期に施設の完成を目指しています。

「このデータセンターは、アジア太平洋地域での事業拡大を目指す多国籍企業から、オーストラリアへの新たな投資を呼び込むことになるだろう」Macquarie Telecom GroupCEOのデビッド・テューデホープ氏はこのように述べています。「ニューサウスウェールズ州のデジタル経済は急速に成長しており、このプロジェクトは世界クラスのインフラと、デジタルおよびサイバーセキュリティ分野における価値ある長期的な雇用を創出する」

「このグローバル規模のデータセンターは、この地域で最も認証された施設の1つとなるだろう」とMacquarie Data Centres Groupエグゼクティブのデビッド・ハースト氏は付け加えています。「データは指数関数的に増加しており、当社はその成長に対応するインフラ提供能力を何度も実証してきた。当社のデータセンターは、オーストラリアの最も重要なデータを管理し、デジタル経済を推進するための主権、安全性、認証を備えている」

今年前半に、同社はキャンベラにIntellicentre 5(IC5)データセンターを開設しました。このデータセンターは、国防省のデータを含む高度な機密データを保管・管理するために設計された、1.0MWの政府専用バンカー・データセンターです。

昨年、同社はシドニーキャンパスのIntellicentre 3 East施設に10MW規模のテナントを獲得したことを発表しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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