Microsoftがアリゾナ州フェニックスで新たに280エーカーの土地を取得

Microsoftがアリゾナ州フェニックスのエル・ミラージュ地区に280エーカー以上の土地を取得しました。

BizJournalとAZ Centralの報道によると、Microsoftはエル・ミラージュの既存のデータセンターの近くの土地を取得するために、2億5800万ドル以上を支払いました。

マリコパ郡の不動産記録によると、Microsoftは先月、Dysart Roadの両側にあるNorthern Parkwayの2区画を、Dermody Propertiesが所有するDPML Copperwing LLCから取得しました。

この2区画の売却額は、 143エーカーが1億3,000万ドルで、140エーカーが1億2,800万ドルでした。

Microsoftがエル・ミラージュの土地を追加購入したのは、同地域ですでに進行中のデータセンター建設をサポートするためだと、Microsoftデータセンター・アンド・アメリカズ担当役員のBowen WallaceはBizJournalへの声明の中で、述べています。

BizJournalによると、Dermodyは最近、Microsoftが取得した敷地と同じ場所で、合計750,000平方フィート(69,680平方メートル)のデータセンタービル3棟を開発するため、エル・ミラージュ市から承認を得たようです。

同社は2019年、この地域で150エーカーを初めて取得しました。同社の既存敷地には現在、2021年に稼働を開始したデータセンターが1棟、2棟目のデータセンターが許認可手続き中です。

4月、エル・ミラージュ市議会は既存地の敷地計画修正を承認し、Microsoftはさらに24万5000平方フィート(2万2760平方メートル)の平屋建てデータセンターを追加できるようになりました。

同社はフェニックス周辺に複数の土地を所有しています。グッドイヤーではMC-85とLower Buckeye Road沿いに450エーカー以上の土地を所有し、2つのデータセンターを構えているほか、Citrus  roadとIndian School roads沿いにも土地を所有しています。

Microsoftは2021年6月、フェニックスに、West US 3 Azureクラウドリージョンを立ち上げました。

その他のニュースとして、MicrosoftはウェストデモインにあるProject Rutheniumデータセンター・キャンパスの許可を得ました。市議会は5月21日の会議で開発契約を承認しました。新キャンパスのフェーズ1では、総投資額2億1,000万ドル、24万5,000平方フィートの建物が含まれます。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Caféが日本向けに抄訳したものです。

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