QTSがバージニア州リッチモンドのデータセンター拡張を申請

ヘンライコ郡の施設に80エーカーの開発地を追加することを検討

QTSは、バージニア州北部のリッチモンドのデータセンターの拡張を検討しています。

米国陸軍工兵隊のノーフォーク地区への提出書類によると、QTSはバージニア州ヘンリコ郡のサンドストン地区にある6000テクノロジーブルバードに建物と付属構造物を建設し、「産業用として既存のデータセンターを拡張する」という環境許可を申請しています。

申請書によると、このプロジェクト(一部の書類では「QTS East Expansion」と呼ばれている)は、210エーカーの敷地にある80エーカーの未開発の土地に提案されているとのことです。書類によるとQTSの既存施設と、近くにあるFacebookのヘンリコ・データセンターの間の土地に、最大4棟の167,000平方フィート(15,500平方メートル)の2階建てビルを建設する可能性があるといいます。

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申請書によると、敷地の80エーカー部分の建設に伴い、永久的な手つかずの森林湿地帯が合計2.14エーカーの影響を受けるとされています。この申請は、2022年5月までコメントを受け付けています。

QTSは、2010年4月に破産裁判所の競売により、旧キマンダ半導体製造施設を1,200万ドルで取得し、その後データセンターに転換しました。ホワイトオーク・テクノロジーパーク内に位置するQTSの施設は、現在130万平方フィート(120,800平方メートル)の広さを持ち、3棟で110MWの容量を提供しています。同社は、200エーカーの隣接地を所有しており、約100万平方フィート(92,900平方メートル)のさらなる拡張能力を有していると述べています。

QTSは現在、バージニア州内で5つのデータセンターキャンパスを運営しており、リッチモンドとマナサスに各1つ、アッシュバーン地域に3つあります。

昨年Blackstoneに買収され非公開となった同社は、物議を醸したPW Digital Gateway開発計画の一環として、バージニア州北部のプリンスウィリアム郡にある800エーカー以上の土地の取得にも関心を寄せています。

今年、QTS はすでにテキサス州のダラス・フォートワースデータセンター・キャンパスと、ニュージャージー州のピスカタウェイ・データセンターの拡張を申請しています。

テキサス州では、QTSは5000万ドルを投じて既存のデータセンターを2階建てに拡張し、16万8770平方フィート(1万5680平方メートル)のプロジェクトにすることを目指しています。また、1億ドルを投じて、既存施設に隣接する471,876平方フィート(43,800平方メートル)の2階建てデータセンターを開発することも目指しています。両プロジェクトとも2022年5月に着工し、2023年6月に終了する予定です。

ニュージャージー州では、既存のデータセンターに1フロア約45,000平方フィートの2階建ての増築を目指すといいます。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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