SKエコプラントとデジタルエッジ、韓国・仁川に120MWのデータセンター・キャンパスを開発へ

SKエコプラント(SK ecoplant)は、デジタルエッジと提携し、韓国・仁川にデータセンターを開発すると発表しました。

両社は「富平データセンター共同開発」プロジェクトの基本合意書(MOU)を締結した後、ジョイントベンチャー(JV)を設立しました。

両社間での合意は、仁川広域市富平区の国家産業団地内に120メガワットのハイパースケールデータセンター開発プロジェクトの共同建設及び推進を目指すとしています。

このプロジェクトでは、敷地内に2棟の施設が建設されますが、最初の施設は今年中に建設が開始され、2024年の運用開始が予定されています。両社は、このプロジェクトに対し、約1兆ウォン(約8億円)の投資を行う予定です。SKエコプラントが施設を開発し、デジタルエッジが施設を運営します。

SKエコプラントEcospace BUのソン・ヨンギュCEOは、次のように述べています。「今回のプロジェクトを通じて、データセンター開発事業への参入に成功した」

また、デジタルエッジのサミュエル・リーCEOは次のように述べています。「今回のプロジェクトで、SKエコプラントの事業開発ノウハウとデジタルエッジの運用経験を融合し、世界で最も急速に成長しているデータセンター市場の一つである韓国市場に次世代デジタルインフラサービスを提供していく」

以前はSK E&Cとして知られていたSKエコプラントは、SKテレコムやSKハイニックスなどを所有する韓国のコングロマリットSKグループの建設子会社です。同社は最近、eWaste や IT Asset Disposal (ITAD) を手掛けるTES社を約10億ドルで買収しました。

ニューヨークを拠点とする非公開株式会社Stonepeak Infrastructure Partnersは、2020年8月にデジタルエッジを設立しました。CEOのサミュエル・リー氏は以前、エクイニクスのアジア太平洋事業の社長を務めていました。

デジタルエッジは、日本の東京と大阪に8カ所、韓国のソウルと釜山に2カ所、フィリピンのマニラとインドネシアのジャカルタに各1カ所など、APAC地域で10数カ所のデータセンターを稼働中あるいは建設中です。

また、今月はデジタル・エッジが初のESGレポートを発表しました。同社は、2030年までにカーボンニュートラルを目指し、2025年までに電力の50%以上を再生可能エネルギーまたはカーボンフリー資源から供給することを目指しています。

新しく建設されるデータセンターは、ピーク時の電力使用効率(PUE)が1.3以下、年率換算のPUEが1.2以下、水使用効率(WUE)が1.4以下になるように設計されています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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