
ネパール証券取引所がデータセンターを建設
サーバー・ファイアウォール・ネットワーク機器の調達入札を開始
ネパール証券取引所(NEPSE)は、新たなデータセンターの建設を計画しています。
同取引所は、サーバー、ファイアウォール、ネットワーク機器の調達に関する入札を開始しました。応募者は、40万ネパールルピー(約2,860米ドル)の保証金を添えて、9月21日までに申請を提出する必要があります。
Khabarhubの報道によると、このデータセンターはNEPSEの技術インフラを強化し、取引業務の効率性とセキュリティを向上させることが期待されています。
同取引所は2018年、3か月にわたる議論の末、中央サーバーを証券取引所の建物内に設置することを決定しました。これは、導入予定の自動取引システムによってデータが危険にさらされないようにするための措置でした。当時、NEPSEは2020年までに専用のデータセンターを構築・運用する計画を発表していました。
現在のプロジェクトがその計画と関連しているかどうかは不明です。
NEPSEは1994年に設立され、カトマンズのSingha Durbar Plazaに本社を構えています。
ネパールのデータセンター市場は非常に小さく、DataCenterMapによると、すべてカトマンズに位置する6つの施設が登録されています。
主な運営者には、DataHub、AccessWorld、Cloud Himalaya、政府系データセンターなどがあり、その他にもHuaweiがNepal Telecom向けに構築した施設や、WordLinkのデータセンター、BLC HoldingとYottaの合弁による施設、ネパール電力公社が運営するデータセンターなどが展開中または計画されています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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