NTTがムンバイとナビムンバイにデータセンターを開設
ムンバイ地区での拠点を拡大
NTTは、インドのナビムンバイに新しいデータセンターを開設し、最近静かにムンバイに別の施設を立ち上げました。
同社は今週、マハペ地区に新しいデータセンターNAV1Aを立ち上げると発表しました。同センターは8階建てで、45MWの電力を供給し、40万平方フィートで約5,000ラックの容量を備えています。
NTT IndiaのMD、Sharad Sanghi氏は、「これは(ムンバイの)チャンディバリ・キャンパスとともに、ムンバイ地域内のデータセンター・インターコネクト(DCI)ファブリックでつながった複数の可用性ゾーンにわたって、顧客がITを計画するユニークな機会を提供します」と述べています。「また、シンガポール、ミャンマー、インドを結ぶMISTcableシステムのムンバイ陸揚げ局により、お客様はNTTのインフラを活用してグローバルな接続を実現することが可能になります。当社のプロジェクトは速いペースで進んでおり、お客様はムンバイ地域のチャンディバリ、マハペ、アイロリにある超大型キャンパスで、アベイラビリティトライアングルを期待できます。」
8エーカーのマハペ・キャンパスは、最大4つのデータセンターが建設可能で、最大150MWに達する予定です。第1フェーズでは、2棟の建物で90MWを開発することを目標としています。
同社は最近、ムンバイのチャンディバリ地区にも施設を開設しました。36MWのムンバイ8は2,800ラックに対応する容量を備えていますが、同社が稼動について発表するのはこれが初めてと思われます。同キャンパスにはすでに多くの施設が稼動しており、フル稼働時には250MWに達する予定です。62MWのムンバイ9は、2023年の第2四半期に稼動予定で、6,000ラックの容量を提供する予定となっています。
2021年初めにNTTインド、NTTコミュニケーションズインディア、NTT-Netmagicを1つに統合した後、同社は昨年ムンバイのマハペ、アイロリ(いずれもナビムンバイ)、チャンディバリに新たに開発し、同国でのデータセンター事業を倍増する計画を発表しています。
当時Sanghi氏は、4都市にある10カ所のデータセンターで、現在の150万平方フィート(13万9000平方メートル)から250万平方フィート(23万2000平方メートル)に拡張し、さらに4都市に進出することを目指すと語っていました。
また、マハラシュトラ州ソラプールに太陽光発電所を、カルナタカ州に風力・太陽光発電所を建設しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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