エクイニクスが大阪OS3データセンターを開設

エクイニクスは、大阪に新データセンターOS3を開設しました。

このIBX施設は、第1フェーズで3,070平方メートル(33,000平方フィート)超のコロケーションスペースと900ラックを提供します。完成時には、8,300平方メートル(89,300平方フィート)超のコロケーションスペース、2,500ラックが提供される予定となっています。

エクイニクスは昨年末、5,500万ドルを投じて大阪のデータセンターを新設する計画についての発表を行いました。

エクイニクスは現在、大阪でOS1を運営していますが、昨年、OS2と東京のTY12、そして東京に追加するデータセンターの開発権と土地を、シンガポールの投資家GICとのジョイントベンチャーに譲渡しました。

エクイニクスのアジア太平洋地域のプレジデントを務めるジェレミー・ドイチェ氏は次のように述べています。「大阪は、アジア太平洋地域で最も急成長している都市の一つであり、デジタルハブとして注目を集めています。今回、OS3を開設することで、同地域における当社のプレゼンスを高めることができました。これは、堅牢で汎用性の高いインフラストラクチャを提供することで、企業のデジタルジャーニーを迅速に支援するという当社の継続的なコミットメントを実証するものです」

また、エクイニクス・ジャパンのマネージング・ディレクター小川久仁子氏は次のようにコメントしています。「大阪では、国内外の多くの企業がデジタル・ファースト戦略に移行しており、これまでもクラウド・サービス・プロバイダーは、そのような企業のニーズの高まりに対応するために動いてきました。今回のOS3の開設により、当社は進化する市場における当社のリーダーシップを維持しながら、企業が必要とするデジタルインフラストラクチャの構築を支援することができます」

大阪の中心部にある16階建ての京阪神OBPビルに設置されたOS3は、OS1に直結しています。京阪神ビルディング株式会社が所有するこのビルは、総床面積42,132平方メートル(435,500平方フィート)の広さを誇ります。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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