ソフトバンク、600億ドルのArm IPOでゴールドマン・サックスを指名へ

Nvidiaとの交渉決裂後

ソフトバンクは、Armの新規株式公開(IPO)の主幹事としてゴールドマン・サックス・グループを指名する計画を立てているようです。

ロイター通信によると、同社はアームを600億ドルの評価額にすることを狙っているとの事です。

今回のIPOは、アームのNvidiaに対する売却案件が、米国と欧州の規制当局から売却阻止の脅しを受け破綻したことに伴う動きです。その取引は当初400億ドルの評価額とされていましたが、Nvidiaの株価が値上がりしたおかげで600億ドル程度まで評価額が高まっていました。

その後2月の交渉決裂後に、アームはArm IP Products GroupのトップであるRene HaasをCEOに任命しました。

その1カ月後、同社は従業員の12~15%を解雇すると発表し、1000人もの雇用を危険にさらす動きを取っています。

アームはまた、上場を争う銀行に対して、約80億ドルの信用貸付の引き受けを要請し始めたとBloombergは報じています。

一方でソフトバンクの創業者である孫正義氏は先月、投資家に対して「半導体史上最大のIPOを目指す」と語っていました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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