NTTがジャカルタのJKT2キャンパスにも12MWのデータセンターを計画

2015年に取得したキャンパスに2棟目を増設

NTTが、インドネシアのジャカルタに、データセンターを建設中です。

NTTデータは今週、グローバルデータセンターが、Jakarta 2 Annex Data Center(JKT2A)を建設中で、2026年初頭に、完成予定であることを発表しまた。

ジャカルタ中心部に位置するこの7階建ての施設は、12MWを供給する予定で、空冷システムも導入されます。

NTTデータのDoug Adamsグローバルデータセンター社長兼(CEO)は、次のように述べています。「NTTデータは、お客様のビジネス目標を達成するため、必要な柔軟性と施設設計を、提供する準備が整っています。その一環として、インドネシアのデジタル経済を、支える重要なデータ容量を提供することをお約束します。」

既存のJKT2は、5,400平方メートル(58,125平方フィート)に9.4MWを供給し、8階建てで2,800ラックを収容できます。同社は2015年、サイバーCSFの買収によりこの施設を、取得しました。

NTTは2022年4月、ブカシ地区に、JKT3キャンパスを開設しました。4階建ての建物は、18,000平方メートル(193,750平方フィート)のITスペースと、15.2MWの容量を提供する予定です。完成すれば、同キャンパスは45MWに達成します。

NTTは以前、Wisma 46ビルで Jakarta 1の施設を運営していましたが、現在は、同社のサイトには掲載されていません。

同社は、「Jakarta 2 Annex Data Centerの立ち上げは、次世代AIソリューションの展開や、地域全体の相互接続性の拡大など、お客様の高まる需要に応えるための重要な一歩です。この新しいデータセンターのキャパシティを、提供することで当面のニーズを満たすと同時に、将来の技術的進歩と、イノベーションの基盤を築くことができます。このイニシアチブは、インドネシアの強固なデジタル化を促進し、経済成長、イノベーション、コネクティビティを支援するという当社のコミットメントに沿ったものです」と語っています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Caféが日本向けに抄訳したものです。

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。