オラクル、スウェーデンとイタリアにクラウドリージョン開設

新たに2カ国に進出、ストックホルムとミラノでサービス開始

オラクルは、スウェーデンのストックホルムとイタリアのミラノに新しいクラウドリージョンを開設しました。

この新しいリージョンは、それぞれの国でも北欧でも、同社にとって初めてのものです。Oracleは通常、レジリエンスと冗長性のために各国に2つのリージョンを持つことを目指していますが、いずれの市場でも2つ目の施設の詳細はまだ発表されていません。

欧州本土では現在、フランス、オランダ、スイス、ドイツで、それぞれマルセイユ、アムステルダム、チューリッヒ、フランクフルトに1つのリージョンが用意されています。2022年にはスペインのリージョンが開設され、来年にはフランスの2つ目のリージョンも開設される予定です。英国では4つのリージョンが用意されており、そのうち2つは政府機関のワークロードに特化しています。

同社は、2022年末までに少なくとも44のクラウドリージョンを持つ計画であると述べています。Oracleは今年初め、ブラジル、イスラエル、シンガポール、アラブ首長国連邦のアブダビでリージョンを開設しています。

この2つの新規開設により、Oracleは現在36のリージョンを持ちます。同社は最近、今年末までに38の施設を利用できるようにしたいと述べています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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