STC Group がバーレーンのデータセンターパークと2Africaの拡張工事を発表

Center3とSTC Bahrainが2つのプロジェクトに3億ドルを投資

STC Groupの子会社であるSTC BahrainとCenter3は、バーレーン王国にデータセンターパークを建設し、2Africa Pearl海底ケーブルシステムの開通を発表しました。

この2つのプロジェクトは、STC Groupの国際的なフットプリントを拡大し、バーレーンの2030年経済ビジョンを支援するために、総額3億ドルを投資します。

5万5,000平方メートルの敷地を持つデータセンターパークは、現在Al Qurainに建設中です。完成すれば、60MWのIT容量を提供する予定で、2060年までに炭素排出量を正味ゼロにするというバーレーンの公約に沿ったものとなります。

このデータセンターのスケジュールは、明らかにされていません。

両社はまた、45,000kmの2Africaケーブルシステムの延長ケーブルである、2Africa Pearl海底ケーブルシステムの開通式も行いました。

2Africa Pearl海底ケーブルは、バーレーンからオマーン、UAE、カタール、クウェート、イラク、パキスタン、インド、サウジアラビアまで延びています。

延長計画は2021年に発表され、昨年2月にSTC Bahrainが陸揚げパートナーに決定しました。

ケーブルの容量は180Tbpsで、システムは今年後半に稼動する予定です。

Saudi Telecomの親会社であるSTC Groupは、Korea TelecomやHyundaiと提携し、すでにサウジアラビアのデジタルインフラの変革に取り組んでいます。

STCのインフラ子会社であるCenter3は現在、サウジアラビア王国内外で8つのデータセンターを運営しています。同社は最近、DataVoltと提携し、サウジアラビアでのデータセンター事業を拡大しました。

今週初め、BatelcoとQareebはバーレーンに、データセンター施設を建設する計画を発表しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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