AWS、日本での再生可能エネルギー事業を狙う
日経によると、同社は新たな風力・太陽光発電所からの再エネ購入を検討しているという
Amazon(アマゾン)が、日本国内初の 再生可能エネルギー 発電所の建設に向けて、日本の電力会社や商社との交渉を進めていると報じられています。
AWSは現在、東京と大阪の2つのクラウド・ リージョン に合計7か所の データセンター を有しており、これらの施設に電力を供給し、同社の持続可能性の目標を達成するために、再生可能エネルギーの調達を検討しています。
日経新聞によると、Amazonに電力を供給する予定の秋田県近郊の洋上風力発電プロジェクトに対し、日本の総合商社が入札を希望しているほか、新たな太陽光発電所の建設に向けて電力会社との交渉も進めているとのことです。
Amazonは日経に対し、同社は既存の事業者からの再生可能エネルギーの調達はせず、新設の発電所から独占的に購入すると述べています。
米国エネルギー情報局によると、現在日本のエネルギー全体の約10%は再生可能エネルギーによるものであると報告しています。日本は未だに石油と液化天然ガス(LNG)に大きく依存していますが、日本政府は、2030年までに国内のエネルギーの22〜24%を再生可能エネルギーで賄うという目標を掲げています。
Amazonは最近、全世界の200以上のプロジェクトで8.5GWの再生可能エネルギーを生産しており、当初の目標であった2030年を前倒しして、2025年までに再生可能エネルギー100%目標を達成する予定であると発表しました。
同社はアメリカやヨーロッパでは数十件もの再生可能エネルギープロジェクトを進めていますが、アジアではわずか2件しかありません。現在中国の山東省では100メガワットの太陽光発電所の開発を進めており、シンガポールではSunseapグループと共同で50メガワットの太陽光発電プロジェクトを進めています。
Data Center Dynamics
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