VertivとHoneywell、DCマイクログリッド向け統合電力管理を提供へ

VertivとHoneywellは、データセンターの効率性や信頼性の向上、そして排出量削減を目指す、統合マイクログリッド電力管理システムの開発に向けて提携を結びました。

このパートナーシップでは、Honeywellが提供する施設レベルのシステムを、 DCIMUPS 、配電システムなどVertivのデジタルインフラストラクチャ系機器と組み合わせます。今年提供開始が予定されている マイクログリッド ・パワーマネージャーは、施設内データでサイロ化された領域間のギャップを埋めることを目的とする合同事業による最初の製品であり、これにより事業者はコストを削減し、電力使用量を最適化し、そして地域の再生可能資源をより有効に活用することでCO2排出量を削減できるようになると言います。

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具体的には、Vertivが提供するデータセンターに特化した機械的および電気的(M&E)機器を含むさまざまな機器と、Honeywellの BMS などの施設レベルシステムとの間のデータをリンクし、データセンターの最適化を目指します。そして、運用とインフラ全体を可視化し、エネルギーリソースをインテリジェントに選択し利用できるようにします。

共同プロジェクトは、Vertivのデータセンターインフラストラクチャ管理(DCIM)製品、データセンター向けの電力および冷却関連製品、モジュラーデータセンターと連携します。これらは、HoneywellのBMS、および煙探知を含む保安・セキュリティ関連製品と統合されます。

結果として得られるツールは、ハイパースケーラー、大企業、コロケーション施設、エッジデータセンターを含むデータセンターセクター全てを対象とし、これまで個別にサイロ化されていたデータを統合できるようにします。その目的は、事業者の運用最適化、エネルギー使用量とコストの削減、データセンターのパフォーマンスと持続可能性の向上です。

両社は、ソーラーアレイ、燃料電池やバッテリーなどの地域のエネルギー源を統合するデータセンター用マイクログリッドに注力することから始めます。マイクログリッドを使用すると、データセンターのレジリエンス(復元)力が高まり、グリッドへの依存度が低くなり、伝送上で大きな損失を与えることなく複数のソースからエネルギーを消費できるようになり、効率が向上します。

両社は、エネルギー資源を管理し、エネルギー貯蔵、分析、予測、そして経済的な最適化を単一プラットフォーム上で制御できるインテリジェントな電力管理製品の提供を目指します。全体として、これにより、データセンターはエネルギー源をグリッドと効果的に組み合わせ、可用性を維持しつつエネルギーコストを削減し、低炭素エネルギー源を優先することで環境への影響を削減できるようになると言います。

この製品の傘下で管理される製品には、 VESDA 煙検知テクノロジーを実装するHoneywellの検知システム、Honeywell Forgeの performance managementやenergy optimization、 Enterprise Buildings Integrator(EBI)、ナイアガラフレームワークが含まれる可能性があります。一方Vertivは、Liebertの電力および冷却製品、Avocentの監視管理、Geistの PDU などを連携します。

Data Center Dynamics

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