スーパーコンピュータ「MeluXina」がルクセンブルクで稼働開始

本日、ルクセンブルクで新しいスーパーコンピュータの落成式が行われます。

9月に発表された3,000万ユーロ(3,600万ドル)規模のスーパーコンピュータ「MeluXina」は、10ペタフロップスを超える性能を発揮します。この新システムは、ビッセンにあるLuxConnectのデータセンターに設置されます。

EuroHPCがフットプリントを拡大

この新システムはAtos社が納入し、LuxConnectの子会社であるLuxProvideが運営・管理を行います。MeluXinaは、European High Performance Computing Joint Undertaking(EuroHPC JU:欧州ハイパフォーマンスコンピューティング共同事業)とルクセンブルク大公国の共同出資によるもので、既存のEuroHPCスーパーコンピュータと相互接続されます。

EuroHPC JUは、スーパーコンピュータを購入・配備し、欧州の研究者や学術関係者が利用できるようにするためのリソースプールを目的としたEUのイニシアチブです。現在、システムはブルガリアとスロベニアに導入されており、来年にはポルトガル、フィンランド、スペインなどにも導入が予定されています。

Data Center Dynamics

原文はこちら

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。