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IonQ、Google Cloudで量子コンピューティングシステムを提供

量子コンピュータのスタートアップIonQは、同社の量子コンピュータをGoogle Cloudを通じて提供を開始しました。

IonQの11量子ビットの量子ハードウェアはGCPのユーザー向けに提供され、IonQは更に今年後半に32量子ビットのシステムの発売を予定しています。

IonQのCEO兼社長のピーター・チャップマン氏は次のように述べています。「Google Cloud Marketplaceで当社のハードウェアを購入できるようになったことを嬉しく思う。このパートナーシップは、量子コンピューティングの利用可能性と利用を10倍に拡大し、我々を最初のキラー量子アプリケーションに大きく近づける」

IonQのシステムは、Google自身のハードウェアに先駆け、Google Cloudを通じて提供される最初の量子コンピュータとなります。尚、同社の技術は、AWSやMicrosoft Azureにおいても提供されています。同社は昨年10月に32量子ビットのシステムを発表し、2023年にはネットワーク接続が可能な小型のモジュール型量子コンピュータを開発する予定です。

ちなみにGoogleは、2029年までに商用の量子コンピュータを開発すると発表しています。

Google Cloud MarketplaceのグローバルヘッドであるAmy Bray氏は、「Google Cloud Marketplaceで提供されることで、より多くのお客様や開発者がIonQのソリューションにアクセスできるようになる」と述べています。「私たちは、これをお客様が簡単にアクセスし、サブスクリプション利用できるようにしていく、そしてマーケットプレイスを通じてパートナーのソリューションからメリットを得られるようにしていく。私たちはIonQとの協業を楽しみにしている」

IonQは3月、SPAC(Special Purpose Acquisition Company)のdMY Technology Group, Inc. IIIとの間で合併契約を締結し、初の上場量子コンピューティング企業となりました。


一方IBMは、最近ドイツのフラウンホーファー研究機構に1台を納入し、またオハイオ州のクリーブランド・クリニック医療センターにも1台を設置する予定であるなど、自前の量子コンピュータの導入を開始し、またクラウドベースのWebポータルを通じてニューヨークのデータセンターに収容されている20台以上の量子システムへのアクセスも提供しています。

Data Center Dynamics

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