AIデータセンターブームの中、Nvidiaが世界で最も価値のある企業に

評価額は右肩上がり

GPU設計のNvidiaは、今や世界で最も価値のある企業となりました。

株価は本日3.5%上昇し、1株135.58ドルで取引を終え、同社の評価額は3兆3400億ドルを超えました。

これにより同社は、これまで世界で最も価値のある企業であった、マイクロソフト(3兆3200億ドル)をわずかに上回ることになりました。

同社は今月初め、評価額が3兆ドルに達し、Appleを抜きました。

Nvidiaは、2024年2月に2兆ドル、2023年5月に1兆ドルを達成し、同社の株価は今年、170%以上も急上昇しました。

5月の売上高は260億ドルで、前年同期比262%増加しました。データセンターに特化した売上高は226億ドルで、前年同期比427%増、前四半期比23%増加となりました。

Nvidiaの創業者でCEOの ジェンスン・フアン は、次のように述べています。 「次の産業革命が始まりました。企業や国々は当社と提携し、1兆ドル規模の従来のデータセンターを、アクセラレーテッド・コンピューティングに移行させ、新しいタイプのデータセンター(AI工場)を建設し、新しい商品である人工知能を生産しようとしています。当社のデータセンターの成長は、Hopperプラットフォームにおける生成AIのトレーニングおよび、推論に対する旺盛かつ加速する需要に後押しされました。クラウドサービスプロバイダーだけでなく、生成AIはコンシューマー・インターネット企業、エンタープライズ、ソブリンAI、自動車、ヘルスケアの顧客へと拡大し、数十億ドル規模の市場が複数生まれています。」

Nvidiaはまた、今四半期の総売上高を280億ドルプラスマイナス2%と予想し、アナリストの予想を上回りました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Caféが日本向けに抄訳したものです。

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