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中国、2025年までに10台のエクサスケール・スーパーコンピュータを計画中か

一方、米国では3つの計画が進行中

中国政府は、2025年までに10台ものエクサスケール・スーパーコンピュータを稼働させるかもしれません。

Asian Technology Information ProgramのディレクターであるDavid Kahaner博士は、米国で現在3つのシステムが進行中である一方で、中国はエクサスケールシステムの構築に多額の投資を行っていると述べています。

エクサスケール・スーパーコンピュータは、1秒間に少なくとも10億(1018)回の浮動小数点演算が可能とされています。

中国は2021年に世界初のエクサスケール・スーパーコンピュータを密かに構築し、すぐに2台目のシステムを追加しました。このスパコンはThe Next Platformが最初に報じましたが、その数カ月後にKahaner氏が詳述しました。

Kahaner氏の調査によると、中国では現在10システムの開発が行われていると、The Financial Timesは報道しています。同氏はまた、中国企業は先行していることもあり、現在、国際的な競合他社よりも、国内での競争に重点を置いていると付け加えています。

しかし、中国の先行は見かけほど極端ではないかもしれないと指摘しています。米国エネルギー省がエクサスケール・コンピューティングに費やした32億ドルのうち約半数はソフトウェア開発に費やされており、ソフトウェアの最適化では中国より先行している可能性があります。

他のアナリストは、中国がシステムの詳細について説明しておらず、また独立したベンチマークを実施していないため、2台のエクサスケールシステムは見た目ほどパワフルではない可能性があると指摘しています。

1台目のエクサスケール・スーパーコンピュータ「Sunway OceanLight」は、ピーク時で約1.3エクサフロップス、持続時で約1.05エクサフロップスとされています。2台目のスーパーコンピュータ「Tianhe-3(天河3号)」は、ピーク時で1.7エクサフロップス/持続時1.3エクサフロップスであると、Kahaner氏は以前述べていました。

2システム共、中国で設計された半導体を使用していますが、台湾で製造されている可能性が高いとされています。

一方、米国では、何度も延期されていた2台のエクサスケールシステムが間もなく発表される予定です。Frontierは、昨年オークリッジに設置されたスパコンで、今年後半の発表に向けてテストが行われています。このマシンはAMD Epyc CPUとInstinct GPUを搭載し、1.5エクサフロップスの能力が期待されています。

これに続くのが、同じく昨年末に導入が始まった「Aurora」です。これはIntelのGPU「Ponte Vecchio」を搭載し、2エクサフロップスの能力が期待されています。

さらに来年には2エクサフロップスのシステム、AMD搭載のスーパーコンピュータ「El Capitan」が予定されています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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