日本のIIJが松江データセンターの容量を拡張

約300ラックを増設

日本のインターネットサービスプロバイダー(ISP)IIJは、松江データセンターの容量を拡張しました。

松江は、大阪の西に位置する島根県の県庁所在地です。

データセンター内にモジュール式ビルを設置し、既存の400ラックに約300ラック分の容量を追加しました。これにより、約2,000平方メートル(21,500平方フィート)の床面積が、キャンパスに加わることになります。

2024年2月から建設が進められていたこの増設分は、今月から使用できるようになりました。

松江の施設は、2つの敷地で構成されています。モジュラービルは、約1,000平方メートルで約100ラックを収容する最初のサイトに追加され、2011年4月に運用が開始されました。2013年11月には、約1,500平方メートルで約300のラックを提供する2番目のサイトがオープンしました。

1992年に設立されたIIJは、日本初のISPです。国内に約17拠点、海外にも5拠点を展開しています。

IIJは、モジュラーコンテナとマイクロデータセンター(MDC)サービスも提供しており、後者はZellaDCと提携しています。同社は日本でMDCを運営し、1つはアイスランドで運営しており、ケニアでも別のMDCを展開する可能性を検討しています。

KDDIは、2023年にIIJの株式11.5%を取得しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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