三菱地所の子会社が東京にデータセンターを開設

三菱地所の子会社である丸の内ダイレクトアクセス(MDA)が、東京駅に隣接するTOKYO TORCH開発地区に130ラックの新データセンター「大手町DCⅡ」を開設しました。

MDAは、三菱地所(旧三菱商事の不動産部門)と丸紅の合弁会社で、東京を中心にダークファイバーやデータセンター・サービスを提供しています。

TOKYO TORCHは、東京駅周辺の大規模な再開発地区です。三菱地所を中心としたこのプロジェクトは、今月オープンする38階建ての「常盤橋タワー」や、2027年に完成予定の日本一の高さを誇る390メートルの「トーチタワー」をフィーチャーしています。

2000年に設立されたMDAは、2001年の150ラック規模の丸の内DC、2012年の500ラック規模の大手町DC Iに続き、今回が3番目の開設となります。

同社は東京の商業・ビジネスの中心地である大手町・丸の内・有楽町エリアの約7割のビルに光ファイバーを導入しています。

今年初め、三菱地所のもう一つの子会社であるTA Realtyは、アメリカのバージニア州ラウドン郡に18億ドル規模のデータセンター・キャンパスを新たに開発する計画を発表しました。

キャンパスの完成時には、150万平方フィート(139,500平方メートル)を超えるスペースと300MWの容量、そしてオンサイトの専用変電所が設置される予定です。その最初の施設は、2021年後半に稼働開始が予定されています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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