DXNがTasmaNetから小規模のタスマニアDCを取得
オーストラリアの小さな州で最初の非政府系データセンター
オーストラリアのデータセンター事業者DXN Ltdは、地域のインターネットサービスプロバイダTasmaNetからタスマニア州の首都ホバートのデータセンターを270万豪ドル(180万米ドル)で取得します。
DXNは施設のホールセールプロバイダとなり、(テナントとなる)TasmaNetは施設から提供されるサービスと施設の管理業務を継続します。TasmaNetはDXと3〜5年間、年間860,000豪ドル(580,000米ドル)の最低コミットメント契約に同意しました。
オーストラリアでの拡大
Tier II規格に合わせて設計された小さなデータセンター「DC3」には現在30ラックしかありませんが、最大で100ラックまで拡張することが可能です。 顧客の中には、モジュラー施設を利用しているタスマニア政府があります。
「TasmaNet DC3は、タスマニア州で構築された最初の非政府系データセンターであり、一般企業、政府や教育機関の顧客に対し、エンタープライズ品質のデータセンターとクラウドサービスを提供する革新的なTasmaNet Coreクラウド基盤の開発につながった先見の明のある決定であった。」と、TasmaNet CEOのElizabeth Aris氏は述べています。
DXNのCEOであるMatthew Madden氏は次のように補足しています。「我々の計画は、オーストラリアとニュージーランドで キャリアニュートラル な エッジデータセンター のフットプリントを拡大し続けることです。今後シドニーの新DCなどの新たな グリーンフィールド モジュラーデータセンターの建設、そしてDC3などの既存データセンターを取得し、この目標を達成していきます。」
同社は昨年8月に750万豪ドル(500万米ドル)、 1MW規模のシドニーデータセンターをオープンしました。
Data Center Dynamics
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