オーストラリアのMacquarie がKeppel からシドニーのIntellicentreキャンパスを買収

土地と2つのデータセンターを1億1,170万ドルで

オーストラリアのMacquarie Technology Groupが今週、シンガポールのKeppel DC REITから、マッコーリーパーク・データセンターを買収することを発表しました。

マッコーリーパークはシドニーにあり、現在2つの大規模データセンターが設置されています。名前はそれぞれIntellicentre 2、Intellicentre 3 Eastです。

両社は拘束力のある契約を締結し、Macquarieは既存のIntellicentre 2とIntellicentre 3 Eastの土地と建物(17-23 Talavera Rd, Macquarie Park)を1億7,400万豪ドル(1億1,170万ドル)で取得することになります。この買収はMacquarie Data Centresの完全子会社を通じて行われ、今年後半に完了する予定です。

Intellicentre 2は2012年に建設され、Intellicentre 3 Eastは2021年に完成しました。3つ目のデータセンターとなるIntellicentre 3 SuperWestも現在開発中で、2026年第3四半期に完成する予定です。

Macquarie Technology GroupのCEOであるDavid Tudehopeは、次のように述べました。「IC3 SuperWestの建設による生産能力拡大に向けて重要な投資を行っているこの時期に、マッコーリーパークの土地と建物を取得したことは大きな意味を持ちます。長期的にこのキャンパスを管理し、将来的な開発が容易になります。」

一方、この取引の条件について、Keppe DC REIT ManagementのCEOであるLoh Hwee Longは、「Intellicentreキャンパスへの投資の価値を結晶化させる上でまたとない機会」と述べました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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