SambaNovaがインテルとの買収交渉停滞を受けて5億ドルの資金調達を模索

インテルは先月までSambaNovaの16億ドルでの買収を検討していたとの報道

チップおよびサーバー企業のSambaNovaは、Intel(インテル)による買収交渉が停滞したことを受け、資金調達ラウンドで最大5億ドルの資金調達を目指しています。

Bloombergの報道によると、先月までの時点で、両社は負債を含む16億ドル規模でのインテルによる買収の可能性について、かなり進んだ協議を行っていたとされています。

しかし、その交渉は現在行き詰まっていると報じられており、AIソリューションプロバイダーである同社は、代わりにテクノロジー企業や半導体メーカーからの投資を模索しています。インテルのCEOであるLip-Bu Tanは、カリフォルニア州パロアルトに本拠を置くSambaNovaの会長を務めています。

SambaNovaが売却を検討しているとの報道は2025年10月に初めて浮上し、The Informationは、同社が潜在的な買収を監督するために投資会社を雇ったと伝えています。

同社は2021年に50億ドルの評価額を得ており、創業以来、GV、Intel Capital、BlackRock、SoftBank Vision Fundなどから11億ドル超の資金調達を実施してきました。それにもかかわらず、Caplightの報告によると、BlackRockはSambaNova株の価値を17%引き下げ、同社の評価額を24億ドルとしています。

インテルとSambaNovaは、Bloombergの取材に対しコメントを控えました。

2017年設立のSambaNovaは、当初負荷の学習に注力していましたが、2025年にAIクラウドサービスプロバイダーへと事業転換しました。同社の製品群は、オンプレミスまたはクラウドベースで提供され、企業が一般的な基盤モデルに基づいて自社の生成AIモデルを学習できるものとして宣伝されています。

同社は、2024年9月に「SambaNova Cloud」を初公開しました。これは、同社のSN40L AIチップを使用したクラウドベースのAI推論サービスを提供するもので、このチップは2023年9月に発売され、最大5兆パラメータのモデルを実行可能です。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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