Swisscomが競合のIliadからVodafone Italyの買収を検討

激化する Vodafone争奪戦

Iliadの入札を受け、Swisscomは来年早々にもVodafoneのイタリア事業への入札を検討しています。

Swisscomが Vodafoneとそのイタリア子会社である携帯電話会社Fastwebを統合することになる、とBloombergが報じました。

今週初め、Xavier Nielが所有するIliadはVodafoneに対し、イタリアにおける2つの通信事業者の合併案を提出しました。

今回の Iliadによる買収提案では、Vodafone Italiaの買取価値は104億5,000万ユーロ(約114億2,000万ドル)とされています。

Fastwebはイタリアで推定340万人の携帯電話顧客を持ち、Vodafoneは約2000万人の顧客を抱えています。

Vodafoneは近年、多くの市場で事業を統合する意向を示しています。

英国では、150億ポンド(190億ドル)の取引でThreeとの合併を果たし、英国最大の電話会社になる見込みです。

VodafoneグループのMargherita Della Valle最高経営責任者(CEO)は以前、「事業の簡素化」計画をほのめかしていました。

同社は10月、スペイン事業を英国の投資会社ゼゴナに53億ドルで売却することで合意したと発表しています。

Vodafoneは以前にもハンガリー市場から撤退しており、今年ガーナ市場からも撤退、Telecel Groupに株式の過半数を売却していました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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