エールフランス航空が来年からStarlinkWiFiを提供へ

乗客は無料で利用可能

フランスの航空会社エールフランスが、来年からStarlinkWiFiを機内で展開する計画を発表しました。

同社は、来年夏から機内へのサービス導入を開始し、顧客に無料でWiFiを提供する予定です。

SpaceXの子会社であるStarlinkは、地球低軌道（LEO）衛星コンステレーションを通じて、ブロードバンドインターネットを配信しています。

エールフランスによると、このサービスを利用するには、無料で作成できるFlying Blueのアカウントにログインする必要があるとのことです。

また、同社は、リージョナルフライトを含むすべての航空機にこの技術を順次搭載していくとし、「この移行期間中も、まだ装備されていない機内では接続サービスを提供する」と述べました。

ユナイテッド航空も今月初め、来年から1,000機以上の航空機に無料WiFiを配備する計画に先立ち、Starlinkと同様のパートナーシップを結びました。

ハワイアン航空もStarlinkと以前、同様の機内接続契約を結んでいます。このサービスは、昨年は遅延のために計画通りに進みませんでしたが、今年初めに開始されました。

airBaltic、Zipair Tokyo、JSXを含む他の航空会社数社も、Starlink Aviationの機内インターネットサービスを選択しています。JSXのEmbraer ERJ全機にはすでにこのシステムが導入されています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。