
アメリカン航空とAT&Tが機内WiFiを提供
2026年から、乗客はViasatとIntelsatが提供するWiFiサービスにアクセス可能
アメリカン航空と携帯電話会社AT&Tは、来年から機内WiFiを提供する計画を発表しました。
同航空会社によると、このサービスは2026年1月から年間200万便以上のフライトで利用可能になるとのことです。このサービスは、ロイヤリティプログラム「AAdvantage」会員は無料で利用できます。
サービス自体はAT&Tがスポンサーとなり、アメリカン航空機は保有機の約90%にViasatとIntelsatの衛星接続を搭載します。
これにより、アメリカン航空は、WiFi接続契約を結ぶ最新の米国の航空会社となります。
サービス開始に先立ち、一部の路線で期間限定の無料WiFiテストを実施し、サービスの強度を測定したところ、予想を上回るパフォーマンスが得られました。
同社は、「2025年末までに、500機以上のリージョナル機に高速WiFiを装備するペースで進んでいる」と述べています。
アメリカン航空のHeather Garboden最高顧客責任者(CCO)は、次のように述べました。「私たちは、クラス最高の高速WiFiを航空機に装備することに熱心に取り組んできました。AT&Tとともに、最も忠実なお客様にこれらのサービスを無料で提供できることを誇りに思っています。」
ユナイテッド航空をはじめ、米国の他の航空会社も独自のWiFi接続契約を結んでいます。ユナイテッド航空は昨年、SpaceXの子会社であるStarlinkと提携を結び、同社の主力およびリージョナル機で無料の機内WiFiサービスを提供しています。
一方、デルタ航空は2023年にHughes Network Systemsを選び、独自の機内WiFiサービスを提供しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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