エリクソン、現地サポート事業の売却に続きロシアからの撤退を継続
エリクソンは、ロシアにおけるカスタマーサポート事業を売却し、同市場からの撤退を加速させました。
同社は声明においてサポート事業がロシア子会社の元運営責任者が所有するロシアの会社に売却されたことを発表しています。
この取引には、40人のエリクソン社員と、この事業に関連する特定の資産や契約の譲渡も含まれています。また、この取引がロシアの携帯電話事業者へのハードウェア、ソフトウェア、関連サービスの輸出を伴わないことを強調しています。
今年初めのロシアによるウクライナ侵攻の影響を受け、競合のNokiaを筆頭に、多くの企業が同国から撤退しています。
エリクソンはいち早く同国での事業を停止し、2月末に実施しています。しかし、同社は9月になっても同国に製品を輸出していると非難されました。同社はこれを否定し、一部の顧客に対してソフトウェアのサポートを提供しているに過ぎないと指摘しました。
また同社はロシアからの撤退の一環として、約400名の従業員に解雇を通告し、事業を停止したことを明らかにしました。
ただしベンダーが所有する法人という形で同国に一定のプレゼンスを維持しており、事業縮小を完了し、法的、契約的、管理的要件を満たすために、引き続き登記を行う予定です。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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