ノキア、省エネSaaSを導入しケニアのSafaricomを支援

30,000以上の携帯電話サイトに導入済み

ノキア(Nokia )は、省エネソフトウェアをSafaricom Kenyaに導入し、同通信事業者の消費電力削減に貢献しました。

このソフトウェアは、Safaricomの3G、4G、5Gネットワークの運用コストを下げることが期待されています。

ノキアによると、AVA Energy Efficiencyソフトウェアを約3万の5G、4G、3Gセルに展開する予定です。

フィンランドのベンダーによると、これにより8〜10%のネットワークエネルギーコスト削減を実現し、Safaricomとのパイロットプログラムに続くものだということです。

ノキアは、AVAソフトウェアが人工知能を利用し、使用率の低い時間帯にアイドル状態や未使用の機器の電源を自動的に切ると主張しています。

Safaricom Kenyaのネットワークディレクター、Anthony Gacanja氏は、「ネットワークの電力消費は、コストや環境面など、多くの面で事業者にとって難しい問題です」と述べています。

「今回のノキアとの提携は、 Safaricom Kenya がこの課題を軽減しつつ、当社の顧客に同じネットワーク品質と信頼性を提供するための重要な一歩となります。」

ノキアは今月初め、フィリピンの通信事業者Globe Telecomと同様の契約を結んでいます。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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