China Telecomが香港SUNeVisionの陸揚局でAsia Direct Cableを陸揚げ

SUNeVision のHKIS-1 CLSにケーブルの香港セグメントが着岸

China Telecom Global (CTG) とSUNeVisionは、香港のケーブル陸揚げ局 (CLS) に新しい海底ケーブルを陸揚げしました。

両社は今週、Asia Direct Cable(アジア・ダイレクト・ケーブル :ADC)が、Chung Hom KokにあるSUNeVisionのHKIS-1 CLSに香港のセグメントを正式に上陸させたと発表しました。

このケーブルは、シンガポールからタイ、インドネシア、ベトナム、香港、中国本土を経由して日本に至る全長9,400キロメートルのケーブルで、8対のファイバーで140Tbpsの容量を提供します。

このケーブルの陸揚げには、SUNeVisionのMEGA Plusデータセンターの新都市PoPも含まれています。

CTGのエグゼクティブ・バイスプレジデントであるXiaolei Wuは、次のように述べています。「China Telecom Globalは、世界をリードする総合通信サービスのプロバイダーとして、SUNeVisionや有名な通信サービスプロバイダーのグループと協力し、HKIS-1への Asia Direct Cable の拡張を実現できることをうれしく思っています。この地域の共同作業から生まれる相乗効果により、香港の企業に安全で信頼できるネットワークのゲートウェイを提供し、ITリーダーが自信を持ってデジタル変革に着手できるようにします。」

SUNeVisionのCEOであるRaymond Tongは次のように述べています。「香港は、国際海底ケーブルシステムと中国本土の国内陸上ケーブルが交差する戦略的接続ハブとして維持されています。香港で唯一のキャリアとクラウドニュートラルのケーブル陸揚げ局であるSUNeVisionsのHKIS-1にADC香港セグメントを陸揚げし、MEGA Plusの新しい都市POPを加えることで、この地域の他の施設では不可能な独自の中立性と真の接続性の利点を提供します」と語っています。

ADCは、CAT(TOTと合併してNational Telecomに)、China Telecom、China Unicom、PLDT、Singtel、ソフトバンク株式会社、Tata Communications、Viettelからなるグローバルコンソーシアムが建設・運営を行うものです。ケーブルの開発はNECが行っています。

SUNeVision Holdings Limitedは、Sun Hung Kai Propertiesの技術部門で、香港最大のデータセンター企業です。昨年、香港で2つ目のCLSのための土地を取得しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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