EricssonがUAEのe&と6G MoUを締結

6Gのユースケースを模索

Ericssonは、アラブ首長国連邦(UAE)を拠点とする通信事業者e&と、6G技術のコンセプトを検討するための覚書(MoU)を締結しました。

11月11日に発表されたMoUは、6G技術を使用したユースケースと、将来のネットワーク発展を目的としています。

6G技術は、早ければこの10年の終わりまで開始されないと予想されており、業界では2030年の商用開始をすると予測しています。

しかし、Ericsson、Nokia、Huaweiなどのベンダーは、何年も前からこの技術に取り組んできました。

Ericsson中東・アフリカのe&担当副社長兼グローバル顧客ユニット責任者であるEkow Nelsonは、次のように述べました。「5Gは、2027年以降に4Gを追い抜き、支配的なモバイル技術となり、5Gスタンドアロンと5G Advancedにより、今後数年間でその変革の可能性を実現するでしょう。」

「同時に、次世代のモバイルネットワークを形成するために、パートナーとともに6Gの研究に積極的に取り組み始めました。e&UAEと緊密に協力し、両社が共有する専門知識を活用して、UAE およびより広い地域の6G開発を推進することを目指します。」

2022年、Ericssonは英国での6G研究に今後10年間で数百万ポンドを投資すると発表し、その際、6Gモバイル研究の一環として20人の専任研究者を雇用すると述べました。

最近では、欧州委員会のSmart Networks and Services Joint Undertaking(SNS JU)が、6G研究プロジェクトのために1億3,000万ユーロ(1億3,800万ドル)の追加EU資金を受け取ったことを確認しました。

また、NTTドコモやSK Telecomなどの通信事業者も、以前に6Gに関するMoUを締結しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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