Nvidia、生成AIワークロード向けネットワーク・プラットフォーム「Spectrum-X」を発表

Nvidiaは、生成AIワークロード向けの高速ネットワークプラットフォームのローンチを計画しています。

Nvidia Spectrum-Xは、Spectrum-4 イーサネットスイッチとNvidia BlueField-3 DPUを組み合わせ、AI向けに特化した初のイーサネット製品であると同社は主張しています。

Nvidiaのネットワーク担当SVPであるGilad Shainer氏は、プレス向けの事前説明会の中で次のように述べています。「Spectrum-Xは、ロスレスイーサネットネットワークを導入しており、データパケットをドロップしないため、非常に短いテールレイテンシを維持することができる」

「AIクラウドシステムは、2つのイーサネットネットワークを利用する。1つは、クラウド制御とユーザーアクセスに使用される「North-Southネットワーク」として知られている。もう1つは、GPUとCPUをつなぐコンピュートファブリックで、これをEast-Westネットワークと呼んでいる。 東西の接続に使われる従来のイーサネットは、現代の生成AIのワークロードを扱うにはシンプルに遅すぎるのです」

Spectrum-4は51Tbpsのイーサネットスイッチです。また、Spectrum-Xは、1台のスイッチで200Gbpsポートを最大256個まで接続でき、2層のリーフスパイントポロジーでは16,000ポートが利用できます。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。