テキサス州ダラスでビットコイン・マイニング・ハウスが販売中

住宅街で小さなクリプト・データセンターを所有したい人にとって、今がチャンスです。

テキサス州ダラスの旧AT&Tデータセンターが240万ドルで売りに出されています。外観からは、このデータセンターは大きな家屋のように見えますが、内部は液浸冷却設備のあるビットコイン用施設に改造されています。

 Zillowに掲載されたこの物件(13229 Southview Lane)は、「AIサービス、クラウドホスティング、従来型データセンター、サーバー、さらにはビットコインマイニングまで、まさにマルチユースな施設です!この物件にはすべての設備が含まれています。」と宣伝されています。

この施設には、鉄骨強化CMU、三相電源、2系統電源、バックアップ用ディーゼル発電機、消火設備、上げ床、個室オフィスエリア、そしてミーティング用会議エリアが備えられています。

データセンター内には、デジタルモニター付き500kW三相パネル、500kWドライクーラー、そして5台のHVACユニットが設置されています。

 この施設には、Engineered Fluid社のSLICtank液浸冷却システムが3基設置されています(EF社自身のSLICtankの製品ページには、この配置の写真が掲載されているようです)。各タンクには11~12基のASICマイナーが2列に並んでおり、中にはハウジングケージに錆びが見られるものもあります。

DCDが最後にこのサイトについて報じたのは2021年で、当時はまっさらだったAT&Tのデータセンターがわずか989,000ドルで売りに出されていました。また2019年にも売りに出されていました。

その後、「Crypto Collective」という会社が5,786平方フィート(537平方メートル)のこの施設を購入し、サイトのアップグレードを行ったが、現在は再び売りに出されているということです。

この立地が、より一般的な事業にとってどの程度有用なのかは定かではないが…… ダラスの中心部には、DataBankやエクイニクスの大規模なデータセンターがあり、この場所の少し北には、AlignedやFlexentialなどのデータセンターがあります。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Caféが日本向けに抄訳したものです。

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