HuaweiがAIを活用したモジュラー型データセンターを販売開始
Huaweiは、同社の マイクロデータセンター シリーズの最新製品であるSmart Modular Data Center 5.0の販売を開始しました。
この新製品は9月に開催されたDigital Energy China Tour 2020で発表されていました。
簡潔で要領を得ている
この製品にはAIアプリケーションが統合され、また全体的な設置面積は抑えられているようです。
Huawei Data Center Facility DomainのZhenfu Fei社長は、次のように述べています。「 AI 、 ビッグデータ 、 クラウドコンピューティング 、 IoT などの開発に伴い、データセンターに対する需要は高まってきており、インテリジェントなデジタル世界の基礎としての進歩は推進してきている。Huawei Smart Modular Data Center 5.0は、AIを使い次のレベルのデータセンターインテリジェンスを構築し、独自のスマートリチウムバッテリー”SmartLi”を最大限に活用した、完全なリチウムバッテリーによるバックアップを実装している」
Smart Modular Data Center 5.0には、従来の上げ床は付属しておらず、エアコンのパイプや電気ケーブルが上部を通っているため、必要ありません。そのため、この製品は2.6mという低い天井高のスペースに収容できます。
また、 耐荷重要件が非常に低いSmartLi UPSも採用され、TierIIIおよびTierIVデータセンターでは1000kg/m2を下回ります。そのため、UPSと5.0のようなITキットは同じ部屋に導入でき、同じスペースを共有できると言います。
Huaweiは、別の電源室を廃止したことで、リチウムバッテリーに必要なスペースを75%削減したと述べています。
このモジュラー型データセンターは43インチ型のタッチスクリーンを使い、データセンター内のシステム監視が行え、またメンテナンスや保守にAIアルゴリズムなどを使ったソフトウェア管理ツールと統合されます。
Data Center Dynamics
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