Lenovo、豪、NZでプレミアムデータセンターサポートの提供開始
常駐ITスタッフからの置き換えを目指す
中国の大手コンピュータ企業Lenovoは、オーストラリアとニュージーランドのデータセンターに対して、プレミアムレベルのサポートを提供します。
報道によると、オプションを申し込むと利用できる新しいサービスには、24時間年中無休受付のテクニカルコールセンター、翌営業日のエンジニア対応、ケースマネジメントのための単一窓口制、および定期的なシステムヘルスチェックがあります。
データセンター製品のプレミアサポートの提供開始により、6月にはデータセンター向け新製品が26品リリースされました。これはLenovoの過去最大のハードウェア更新です。
素晴らしいサポート体制
6月にLenovoは、データセンターのハードウェア・ポートフォリオを完全に再設計し、ThinkSystemsとThinkAgileという2つの新ブランドに製品を再配置することを公表しました。前者は従来の企業型データセンター用に設計されたサーバー、ストレージ、ネットワーク機器をカバーし、後者はクラウドのような環境を必要とする大企業や団体向けの事前統合ソリューションを提供します。
同時に、Lenovoはサポート体制とチャネルオペレーションを変更しました。この両方には、データセンター製品向けの新しいプレミアサポートが含まれます。Lenovoによると、これは世界初のサービスで、企業が常駐ITスタッフへの依存を軽減できるようになります。
「従来のサポート体制に関して言うと、顧客が最も煩わしさを感じるポイントはサポート窓口が複数あることと、常駐スタッフが技術革新に集中できずに、マシンを障害なく稼働させることにかなりの時間を費やしていることがありました」Lenovoの新組織データセンターグループの豪・NZ地区リーダー、R.マーキン氏はこのように述べました。
米国の調査会社によると、Lenovoは世界最大のパソコンメーカーで、デスクトップとラップトップマーケットの5分の1を占めています。一方、サーバー市場では、パソコン市場に比べるとあまり成功していません。2017年の第1四半期のマーケットシェアは6.7%でした。
– Data Center Dynamics
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