中国・重慶で工場への計画停電が延長、ハイテク製造に影響

記録的な熱波により中国の送電網が苦境に立たされている中、重慶の工場への計画停電は追って通知がなされるまで延長されました。

重慶の電子機器メーカーはこの停電の影響を受けています。しかし多くのメーカーは生産を他の拠点にシフトし、減産を補っていると話しています。

60年ぶりの猛暑に、家庭やオフィスが冷房に頼る中、隣の四川省でも、8月15日から20日まですべての工場の操業を停止するよう当局が通達を出しました。その後、通達は24日まで延長され、現在は27日に設定されている状況です。

重慶の計画停電は現時点で期限は設けられていません。重慶では停電に加え、熱波による山火事も相次いでいます。夜にはろうそくの明かりで過ごす市民もいるようです。

重慶には、General Interface Solutions、Compal、Foxconnなどのアップルのサプライヤーが工場を構えています。ノートパソコンの受託製造会社であるInventecも重慶に工場を構えています。

その他、データセンター向けサーバーを製造するQuantaもこの地域に工場を抱える企業の一社です。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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