ウクライナ侵攻後、ロシア政府のサイトがダウン

DDoS攻撃が誰によるものなのかは分かっていない

現在Kremlin.ruやDuma.gov.ruなどのロシア政府の主要サイトが断続的に停止しています。

このダウンタイムは、10万人以上のロシア軍がウクライナに侵攻した後に発生しました。侵攻に先立ち、また侵攻と同時に、DDoS攻撃によりウクライナの政府、銀行、メディアのウェブサイトが破壊されました。また、光ファイバーや電力インフラに対する物理的な攻撃により、一部の都市では接続性も失われた可能性があります。

今回のダウンタイムはDDoS攻撃によるものと思われ、クレムリンのウェブサイトでは時折”kremlin.ru/DDoS01/a622cf0c”というURLが吐かれることがあります。

ロシア政府の機能停止は、この新たな戦争に関連していると推定できますが、今回の攻撃が誰によるものなのかは分かっていません。

可能性としては、ウクライナによる報復か、昨年バイデン大統領がロシアのサイバー攻撃に対して積極的に行動すると宣言したことを受けての米国による行為か、あるいは他のNATO諸国やウクライナの同盟国の行為である可能性もあります。

今年初めには、敵意を抱く米国のハッカーが、北朝鮮をハッキングして同国内のインターネットを停止させたことが明らかになりました。

詳細が判明次第、この記事を更新します。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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