ウクライナ マリウポリが停電でインターネットが停止、街は包囲された状態
ウクライナの都市マリウポリでは、ロシア軍による攻撃が長期化しており、インターネットサービスが大幅に低下しています。
市長の補佐官であるピョートル・アンドリューシェンコ氏は、 Financial Timesで「この20時間、絶えず砲撃を受けている」と述べています。「この2日間、暖房も電気も水もない状態だ」
過去8年間、ドネツクとルハンスクで親ロシア派の分離主義者に抵抗した前線都市は、「ウクライナの抵抗の象徴であり、だからこそ、彼らはそこを灰の山に変えようとしている」とアンドリューシェンコ氏は言います。
「これは軍事作戦ではない。彼らはこの街を地球上から消し去ろうとしているのだ」
人口40万人の港町は絶え間なく砲撃され、市民は外出を許されていません。現在15か所の主要な電力線が停止し、水の供給も停止しています。
停電とインフラ設備への攻撃により、インターネット接続も崩壊していることが、停電追跡サービスNetBlocksのデータで明らかになっています(画像参照)。
その他のウクライナの都市でも、通信やインフラ、電力設備への攻撃により、インターネット接続の低下が見られている状況です。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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