UAEのPrimeXM、シンガポールに新データセンター

PrimeXM社は、ビジネスの拡大に伴い、シンガポールに新たな データセンター を開設しました。

FXトレーディング業界のテクノロジープロバイダーである同社は ロンドン、ニューヨーク、東京にある既存のデータセンターに次いで シンガポールでのサービス提供開始として、この新しいデータセンターを発表しました。

今回のサービス開始により、ヘッジファンド、ブローカー、ノンバンクのリクイディティプロバイダーそして銀行は、同社が提供するXCoreテクノロジーを通じてシンガポールのデータセンター利用が可能になります。

同社はまた、このデータセンターはPwCによるABS (シンガポール銀行協会)のOSPAR(外部委託サービスプロバイダーの制御目標と手順に関するガイドライン)に基づくコンプライアンス評価を受けたと発表しています。

このデータセンターは、Equinix SG1データセンター内にあるPrimeXMのインフラに 2021年5月に本稼働され、証券会社のビジネス全体の集中的かつ高効率管理を可能にしています。

同社CIO アレクシス・ドロシオティス は次のように述べています。「PrimeXMは、プロフェッショナリズム、信頼性、堅実な成長を歩み続けています。現在、弊社は4つの最先端トレーディングデータセンターで世界をカバーしてます。今回シンガポールでのサービス開始により、APAC地域内の既存顧客のニーズに応えることができるだけでなく、同地域内で拡大を続けることができます。」

PrimeXMの6月末の月次取引量報告書によると、主要3拠点のデータセンターにおける当期の総取引量は1.04兆ドルで、前年同期比16.45%増でした。

これは、昨年全体の8,697億7,000万ドルと比較しても増加していることになります。1日当たりの平均取引高(ADV)では、PrimeXM社は6月に473億1,000万ドルを記録し、1日当たりの最高取引高は6月17日の670億ドルでした。

W.Media(Venkatesh G記者)より翻訳・転載

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