マイクロソフトのデータセンターに拳銃を持ち込んだ男性を拘束

容疑者は、 最近サイトの警備員を解雇されたばかりの男性

米国ワイオミング州にあるマイクロソフトのCheyenneデータセンターで、「銃を持った人物がいる」という通報を受けて警察が出動し、容疑者の男性が拘束されました。

容疑者Ian Boutelleは、Securitasセキュリティ・サービス社から解雇されたばかりでしたが、拳銃を持ってサイトに侵入しました。データセンターに戻った理由については明らかではありませんが、Boutelle容疑者が施設内で誰かを脅すといった行為はありませんでした。

Boutelle容疑者は、コロラド州ブライトン市の保護命令により、銃器の所持を禁じられていました。

ララミー郡保安官代理は、保護命令に違反したとしてBoutelle容疑者を逮捕し、身柄を確保しました。

その直後、ウォルマートの配送センターでも発砲事件での緊急出動がありましたが、その後誤報であったことが判明しました。今回のマイクロソフトのデータセンターでの事件は、情報の伝達ミスや誤報が原因と考えられています。

今回の非暴力事件は、データセンターが警戒を強めていたタイミングに発生しました。先月も、バージニア州のAmazon Web Servicesデータセンターの爆破計画を企てていた男が起訴されたばかりです。

連邦政府は、Seth Aaron Pendley容疑者は、”インターネットの70%を破壊する “とし、施設に爆弾を仕掛けようとしていたと主張しています。

極右過激派も、AWSがソーシャルメディアサイト「Parler」のプラットフォーム解除を決定したことで、AWSデータセンターを爆破するといった脅迫を行っています。

しかし今回、Ian Boutelle容疑者が政治的動機でマイクロソフトのデータセンターに銃を持ち込んだという事実は確認されていません。

Data Center Dynamics

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