AWS US-East-2 にて “インターネット接続に影響する” 障害が発生

Amazon Web Services(AWS)のオハイオ州にあるUS-East-2クラウドリージョンにおいて、12月5日に通信の障害が発生し、一部の顧客がその影響を受けていたことが明らかになりました。

なおこの障害は現在解消されており、範囲は限定的であったようです。

12:26PM PSTに同社は、”一部の顧客ネットワークとUS-East-2 リージョン 間のインターネット接続に影響を与える可能性のある問題を調査している “と発表しました。

このエラーはすぐにAWSのステータスページ上から削除され、現在、直近の障害履歴には表示されていません。


今回の小さなトラブルは、昨年12月にAWSが経験した3件の大規模障害に類似すると言えるかもしれません。

1度目は、AWSのバージニア北部(US-East-1)リージョンが、自動化アクティビティが引き金となって内部ネットワークで「予期せぬ動作」が発生したためにダウンしたものでした。その結果、Disney+からTinder、さらにはAmazon自身の倉庫物流ネットワークに至るまで、あらゆるものが機能停止に陥りました。

続いて12月中旬には、オレゴン州のUS-West-2リージョンとカリフォルニア州北部のUS-West-1リージョンで、非公開の「インターネット接続に関する」障害が発生しました。

そして最後に、US-East-1データセンターで発生した停電事故が、またもや大規模な障害を引き起こしました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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