オハイオ州コロンバスのデータセンターで爆弾騒ぎのデマにより避難

爆弾が3つ設置されており身代金を要求するとの電話

18日夜、オハイオ州コロンバスのデータセンターが爆弾騒ぎで避難しました。

ABC6によると、施設は明確に特定されていませんが、コロンバス警察局の発表では、火曜日の早朝、N.5thストリートにある施設が爆弾の脅威にさらされ、避難したとのことです。

現地時間午前1時20分、データセンターから「建物内に3つの爆弾があり、身代金を要求している」との通報を受け、警官が出動しました。

警官は建物内を捜索しましたが、危険物は見つからず、現在は最初のデマ電話の発信源を調査しているとのことです。

Lumen社とCogent Communications社がN.5th Streetで施設を運営しているようで、DCDは両者に連絡を取って詳細を確認しています。

このような爆弾予告は最近の他の事件を考慮すると、軽視できません。今月初め、セス・アーロン・ペンドリーは、バージニア州北部にあるAWSデータセンターの爆破を企てた罪で10年の刑に処せられました。2020年のクリスマスにナッシュビルで起きた自爆テロではAT&Tの施設が爆破されましたが、特に同社を狙ったものではなかったようです。また3月にはニューヨーク市警が、白人至上主義者や陰謀論者が重要なインフラであるセルタワーを標的にして「恐怖を煽り、必要なサービスを妨害し、米国内外で経済的損害を与える 」と警告しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。



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